My Potential

〜ぶち当たり生活〜
躁うつ病とパニック障害。
約一年半前の話である。
カナダで診断された病気が躁うつ病だった。
(その時、実は自分では何の病気か知らなかった。)
病院に3日ぐらい鉄格子みたいなとこに監禁されてから
兄貴たちがプリンスジョージに迎えにきた事を知る。
そして自分は躁うつ病と知らされた。
カナダから日本に帰国する時は自分では
まだ全然、自分の病気がどういうものか知らなかった。
症状としては何もでなかったのが幸いだったのかもしれない。

兄貴たちのおかげで何はともあれ帰国できた。
(その時まだ自分では一時帰国だと思っていた。)
そして日本での闘病生活が始まった。 改めて、薬も処方された。
ある日、自分ひとりでランニングしている中、急にパニック発作が俺を襲った。
更に、治まってから汗をかいていたのでシャワーを浴びる。
するとまたパニック発作が起こった。
パニック障害のきっかけとなり、
一人で留守番や、一人で出れなくなり、ひきこもっていくことになる。

今、約一年半が経とうとしてる。
躁うつ病は症状としては安定している。一過性かも知れないので治るかもしれない。
やっかいなのが、このパニック障害である。 もちろん治るといわれている病気だ。
だが、何をしようとしても予期不安がおそうし
またパニックになるかもしれないと思ってしまう自分がいる。
病気になる前は、なんとでもなかった。些細なことが今の自分にとっては大きいことで、
誰かに自分に対する全ての自信をはぎとられたような感覚だ。


今まで、ブログにも告白できなかった。
何か自分自身、この病気に対する社会の偏見を持っていたからだ。
治ったら説明すればいいじゃないかと思った。
また、どうせ説明しても誰も理解してくれない。
そんな自分がいたから沈黙を保ってました。
でも理解するか、しないかは俺が決めるんじゃないと思いました。
留学しても結局、大学卒業もできず、何も残らず帰ってきてしまった自分。
そんな自分に劣等感を抱き、とりとめない気持ちの一年半だった。
でも、いつまでも病気になった自分を認めずに生きていく事にも疑問が出てきたのである。




病気は誰にでもなる可能性がある。
きっと誰もが、躁うつ病やパニック障害になりたくてなったんじゃない。
やっとその気持ちが自分にでも芽生えてきたのである。
もちろんたまに逃げたりするけれども、
本当の意味で、病気と付き合っていこうと思った。

心配してくれた方々には本当に感謝していますし、
自分が今まで隠してきた事を謝りたいです。


今も闘病中ですが、これからもよろしくお願いします。
いつか治る事を願ってブログを書いていきます。






| 日記 | 18:46 | comments(6) | -

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