日本テレビの24時間テレビドラマスペシャルを見て
少し感想を書きたいと思います。
とても簡単に内容を説明しますが
教師という天職を30代まで過ごしていたが、
ある日突然、網膜剥離になり両目が失明して、人生に絶望するが
家族、先輩、教え子、周りにいる理解者によって徐々に人生を再出発する物語。
作中に、主人公が
目を失っただけじゃないんだ。手も足も失った感じ。と喚いてた。
そして妻が、あなたは心も失っている。っと言ってた気がする。
でも最終的に妻が心を取り戻すきっかけをくれた。
そしてヨシノリ先生は少しずつ、目以外のものは取り戻した。
ぐさっと俺の胸に刺さった。
目を失うという事は想像以上に大変な事なんだと思う。
俺はまだ客観的に見れば、心だけじゃないか。
でも俺は本当に心を取り戻すことができるのだろうか。
ヨシノリ先生が目を失ったように
俺も取り戻せない心を失ったのかもしれない。
普通に家にいれば健康な人と一緒。でも満員電車乗れば、手が震える。
心の中に潜む何か怪物みたいな存在が俺の中にいる。
その怪物と上手に付き合うという手もある。
その怪物に打ち勝ち、自分に自信がつけて自分に誇りを持つ事もできる。
世の中にはたくさんの人が色々な方法で心の病を乗り越えている人がいる。
そして躁うつ病、パニック障害は不治の病ではないと俺は信じてる。
不安になってわからなくなったら初心に戻ることが肝心。
方法は一つじゃない。そう一つじゃない。